「ソロ活」を楽しもう!自分ひとりの時間をハッピーに過ごすおすすめ
ソロ活とは、積極的に一人の時間を楽しむための活動のことです。最近では、煩わしい人間関係から解放され、自分の時間を存分に楽しめるソロ活が注目を集めています。この記事では、ソロ活の魅力やソロ活の具体例を紹介します。
ソロ活って?
ソロ活とは、「ソロ(単独)」と「活動」を組み合わせた造語で、ひとりの時間を楽しむ活動のことです。以前は「おひとりさま」や「ぼっち」というネガティブなイメージの言葉で呼ばれることも多かったひとりでの行動。ソロ活はあえてひとりで行動するポジティブなイメージの言葉です。友達や恋人と遊ぶこともありますが、ときには距離を置いてソロ活を楽しみます。
ソロ活の最大の魅力は、好きなときに好きな場所へ行き、好きなことをして自分だけの時間を存分に過ごせるということです。最近ではソロ活需要の高まりとともに、ひとり焼肉やひとりカラオケ、ひとりサウナなど単身で楽しむサービスが増えてきています。ひとりで行動するのが苦手という方も、この機会にソロ活デビューをしてみてはいかがでしょうか。
ソロ活女子ってどんなイメージ?
英会話のGabaでは、「ソロ活に関する実態調査2019」を実施し、全国の20~69歳の男女ビジネスパーソン(男性500名女性500名、計1,000名)の有効回答を集計しています。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
ソロ活を謳歌している人に抱くイメージを聞いたところ、以下の回答となりました。
1位「自分を大切にしている」(41.1%)
2位「自立している」(39.3%)
3位「行動力がある」(32.9%)
4位「時間の使い方が上手い」「息抜きの仕方が上手い」(いずれも24.4%)
多くの人が、ソロ活を満喫している人に対して良いイメージを持っているようです。
テレビドラマ「ソロ活女子のススメ」も話題に
2021年4月には、江口のりこさん主演のテレビドラマ「ソロ活女子のススメ」が放送され話題になりました。朝井麻由美さんの同名エッセイ本を原案として、出版社の編集部員が退社後のひとり時間「ソロ活」を贅沢に楽しむ日常を描いたドラマです。
焼肉、水族館、ホテル、プラネタリウム、フルコース料理など、好きなときに好きな場所へひとりで行く様子を描いたこのドラマ。SNSでも「ソロ活やってみたい」「ソロ活かっこいい」とドラマのレビューをアップする人も多く、ソロ活への注目度が高まりました。
ソロ活の魅力
多くの人の注目を集めているソロ活ですが、その魅力はなんなのでしょうか。
・魅力その1:計画を自分で決められる
ソロ活の最大の魅力は、計画を自分で決められて自由に行動できる点です。誰かと出かけると「次どこ行く?」「何食べる?」などと相談しながら決めなければならない場面も出てくるでしょう。ソロ活なら、何もかも決めるのは自分だけです。今までいつも他人に合わせていたという人でも、決断力が身に付くかもしれません。
・魅力その2:人間関係に悩まされない
ソロ活では人と一緒に行動しないので、他人に気を遣って気疲れすることもなく、人間関係に悩まされることもありません。人間関係でストレスにならないコツは、適度な距離感を保つことです。いくら仲が良い人であっても、いつも一緒に行動していればマンネリを感じたり、距離が近すぎて嫌になったりすることもあるでしょう。ときには友人や恋人とも距離を置いて、ひとりの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
・魅力その3:やりたいことにじっくり取り組める
仕事や人間関係に時間をとられて、自分の時間がないように感じている方も多いのではないでしょうか。ソロ活なら周りを気にせずやりたいことにじっくり取り組めます。休日には仕事やスマホから離れて、自分のやりたいことに取り組んでみましょう。自分とじっくり向き合うことで、本当に好きなことに気付くきっかけにもなります。
ひとり時間をどう過ごす?ソロ活の具体例
1.ひとり旅
どの観光地を巡るか、どこのホテルに泊まるか、何を食べるかといったことを参加者全員で決めようとすると大変です。計画がまとまらず、だんだん旅行に行くのすら面倒になってくることもあります。ひとり旅ならそんなわずらわしさから解放されます。自分の行きたい場所に行き、食べたいもの、泊まりたい場所など全て自分の思い通りに行動できるのがひとり旅の魅力です。
ひとりでの旅行は不安な人や、計画が立てられていた方が安心という人は、ひとり参加限定のツアーに参加するのもおすすめです。参加者全員がひとり参加なので、周りに気を遣わずに過ごせます。
2. カフェに行く
ソロ活デビューにおすすめなのが、カフェにひとりで行くことです。カフェはひとりで入りやすい雰囲気のお店も多く、ひとりで行動することが心配な人でも安心できます。仕事の合間や休日にカフェに行き、自分だけの時間をゆっくりと楽しみましょう。
カフェ巡りをしたり、近所に行きつけのカフェを作ったりするのも良いかもしれません。最近はレトロな雰囲気を感じる純喫茶も注目を集めています。
3. 本屋や図書館に行く
ひとりの時間を過ごすのに、読書は最適な趣味です。普段スマホやパソコンばかり見ているという人も、ソロ活で活字の本を読んでみてはいかがでしょうか。読書をすることで、新しい知識や今までなかった気付きを得られます。
静かな本屋や図書館は、今の自分にぴったりの本をゆっくり探すことができる場所です。図書館なら無料で本が借りられるので、お金がかからないソロ活でもあります。
4. ひとり焼肉
ソロ活の定番は「ひとり焼肉」です。大人数で焼肉に行くと、自分は焼いてばかりでなかなか食べたいお肉にありつけないという人も多いでしょう。ひとりの焼肉なら、自分のペースでお肉を焼いて、食べたいだけのお肉を食べられます。
焼肉にひとりで行く勇気がない方には「ひとり焼肉専門店」がおすすめ。パーテーションで区切られていたり、タッチパネルで注文できたりと女性ひとりでも入りやすいお店が増えてきています。無性に焼肉が食べたい…と思ったら、ひとり焼肉を存分に楽しみましょう。
5. ひとりバー
家でひとりお酒を嗜むのも良いのですが、ソロ活としてバーに出かけてみてはいかがでしょうか。バーではひとりで飲んでいる人も多く、それほど人目を気にする必要もありません。居酒屋より静かな雰囲気なので、しっぽり落ち着いて飲むことができます。
「今夜はちょっと飲みたい」というときは、仕事帰りにふらっとバーに立ち寄ってみましょう。常連になれば、バーテンダーさんや他の常連の人とも仲良くなれる可能性がありますよ。
6. ソロキャンプ
最近では女性でも、ソロキャンプを楽しむ人が増えています。都会の喧騒から離れて、ゆったり流れる贅沢な時間を楽しめるのがソロキャンプです。焚火を眺めてぼーっとしたり、美味しいキャンプ飯を食べたり、寝転んで星を眺めたり、自分の好きなように満喫してみましょう。
また、キャンプ用品を集めるのもソロキャンプの楽しみのひとつ。たくさんの種類の中からお気に入りのものを見つければ、より快適にソロキャンプを楽しめます。道具をレンタルでき、手ぶらで楽しめるキャンプサイトもおすすめです。
7. ひとりピクニック
天気が良い日は、公園にピクニックに出かけてみませんか?ピクニックは家族や友人と楽しむイメージがありますが、ソロ活で楽しんでいる人も大勢います。大きな公園に出かけると、都心に住んでいても自然を感じてリフレッシュできますよ。
お弁当はピクニックの楽しみのひとつですが、ひとりピクニックではカフェやベーカリーでコーヒーやサンドイッチをテイクアウトするのもおすすめです。外で食べる食事はいつもよりも美味しく感じます。昼食後はゆったり読書をしたり、公園内を散歩したりとのんびり過ごしてみましょう。
8. ひとり水族館
水族館はデートスポットの定番ですが、ソロ活にもぴったりのスポットです。ひとりで水族館に行けば、好きな生き物を好きなだけ観察することができます。疲れたらカフェやベンチで休んでもOK。ゆったりと泳ぐ魚や可愛い生き物は癒し効果抜群です。
休日の昼間は家族連れやカップルで混雑するので、ソロ活では閉館間際か平日に行くのがおすすめ。年間パスポートを購入すれば仕事帰りにふらっと水族館に寄ることもできます。
9. 料理教室に通う
自分磨きとして、ソロ活で料理教室に通うのも良いでしょう。料理が上手にできるようになれば、一生役に立ちます。家庭料理などの基礎のほかにもパンやお菓子、エスニック料理など、プロに教われば料理の腕が上がること間違いなしです。
料理教室はグループレッスンが基本なので、ひとりで参加しても同じグループの人と一緒に取り組めます。初対面同士でも、一緒に料理を作ることで自然と仲良くなれますよ。
10. DIY
おうちで楽しめるソロ活として人気なのが、ちょっとした小物や家具を自分で製作するDIYです。DIYとは「Do It Yourself」の略で、「自分でやってみよう」という意味になります。既製品にはないサイズやデザインなど、自分の思い通りに作れるのがDIYの魅力です。
収納スペースが欲しいとき、インテリアを置くスペースが欲しいときなど、DIYをすることでお部屋をもっと快適にすることができます。100円均一でもDIYの材料は揃うので、初心者の人でも気軽に取り組めます。
まとめ
ソロ活は、自分だけの時間を存分に満喫できるポジティブな活動です。ソロ活に取り組むことでリフレッシュでき、人と過ごす時間も今までより楽しめるようになるかもしれません。今回紹介したソロ活の具体例もぜひ参考にしてみてください。